四柱推命で使用する命式とは、生年月日時の干支（かんし）の並びをいいます。年と月、日と時間をそれぞれ十干と十二支の組み合わせで表し、4つの柱を作っていきます。

命式の柱になるのは、年柱（ねんちゅう）と月柱（げっちゅう）、日柱（にっちゅう）、時柱（じちゅう）の4つです。

年柱

生まれ年を置き換える年柱は、祖先や両親、目上の方との人間関係を見るときに役立ちます。また、人生の序盤や子供時代の宿命も判断できます。

月柱

月柱は、社会の中での自分が分かります。

学校や会社の中での人間関係、才能、が分かります。

日柱

日柱は恋愛運や結婚運、配偶者やパートナーとの生活や関係性を占うための要素です。

時柱

時柱は、子育てのことや子孫との人間関係、晩年期の運勢を判断するための要素です。

年柱と月柱、日柱、時柱というそれぞれの柱は、十干が入る天干と、十二支が入る地支にわけられます。天干とは表向きの性質や才能のこと、そして地支とは、潜在的なテーマのことをいいます。

十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素、そして地支とはよく知られている干支のことです。

四柱に十干と地支を入れた8つのパートを調べたら、各部分の意味を照らし合わせていきます。十干や干支にも、四柱と同じようにそれぞれ意味合いがあります。各要素を割り当てた命式の中には相互の関係が生じます。

四柱推命には蔵干や格局、用神や喜神といった難易度の高い考え方もあります。しかし、まずは命式を作って内容を読み解くだけでも、たくさんの情報を得ることができるのです。

特に、人間関係における合う・合わないといった感覚は、命式によってある程度把握することができます。

人間の悩みの多くは、自分以外の人とどう接していくかという人間関係に起因します。四柱推命の命式の考え方によって相手の性格や傾向を見抜くことによって、人間関係を円滑にしていける可能性が高まります。

また、今後どのような人生を送っていくかを命式から読み解くことも可能なのです。

四柱推命における命式とは、まさに人生の縮図のようなものといえます。

四柱推命に興味がある方は、まずはオンラインの占いで生年月日と生まれた時間をもとに命式を作ってみましょう。未来をひらく四柱推命のオンライン占いでは、命式から様々な要素を紐解いていくためのお手伝いをさせていただきます。子育て中の方もお気軽にご相談ください。